どうも、お久しぶりです!時和です!!
さて、いろいろ挨拶も滞っておりまして申し訳ありません…
最後の記事はCOMITIA93に「新刊入稿完了~」となんとも呑気な記事ですね……
遅くなりましたが C O M I T I A お 疲 れ 様 で し た ! ! ! !
そいでもってイベントについてなんですが COMITIA94 に参戦決定しました!!
スペースは 【に28b】 成安マンガ部 でお待ちしております!
時和はたぶん卒業制作途中のコピー誌が発行できると思います。
さて前置き報告はここまで!ついさっきTwitterでぼそっと「創作キャラが生まれるまでホニャララ~」なんてつぶやいて反応があったので自分の中で整理できてるかどうかも含めて 「創作キャラが生まれるまで」 と称したマンガ製作のお話をちょっと話してみようと思います。
まず、マンガを描く時に キッカケ というものが必ずあります。
このキッカケを大きく3つに分けると、
『キャラクター』
『世界観』
『物語』
大抵はこの3本柱の一つがキッカケになってマンガができます。
手順を例えるとまず 『キャラクター』を先に考えて→次に『世界観』→次に『物語』 という風に順を追ってマンガの骨組みが出来上がる感じです。
例に一つ 『物語』 を最初のキッカケとして作っていってみましょう。
今自分が描きたいお話というのは…「主人公の成長を描きたい。」「こう、ダメなポジションから成長するような…」「できればバトルものじゃない今まで見たこと無いような成長もの…」
と、まず描きたいと思うお話を漠然と出します。
次に『キャラクター』か『世界観』を↑で出したアイデアに沿うようになるべく自然な流れで考えていきます。
自分の場合だと「主人公は今後の成長のために引っ込み思案で、メガネでどっちつかずの性格とかどうだろう」と↑で出したアイデアに沿う形で 『キャラクター』 のデザインを決めていきました。
「ヒロインは対照的な勝気な感じにして、主人公は引っ張り回される形にすれば一歩成長するかな・・・そんで勝気なヒロインが挫けそうな時、勇気を振り絞り主人公が助ける!そんな展開とかどうだろうか!!」
と、勝気なヒロインの『キャラクター』アイデアを出した途端に 『物語』 のしっかりとした筋が一つ完成しましたw
「残る 『世界観』 は… いや、今の段階で決定しちゃうのは全体に広がりが出そうに無いから保留しておこう…」
それより「ヒロインが挫けそうなエピソードってなんだろう?」とか「もっと自分のやりたい事、言いたいことはなんだろう」「カッコイイ主人公って?」と一旦『世界観』を置いといて掘り下げてみたりしてもいいです。
僕の作り方としては大まかにこんな感じで最初のスタートをかけます。
イメージがハッキリしてきたら、どういった『世界観』がこのマンガにはあうだろう?と考えます。
逆に「このお話でこの世界観ならどんな『キャラクター』がこのマンガにあうだろう?」と違うパターンも考えられます。
ちなみに↑の例はCOMITIA93で発行した【月上の約束と月下の二人】を考えた時に少し似ています。(月上の場合は「現代の中に昔話のようなキャラクターやエピソードを入れてみたいな」と最初の方からアイデアがあって昔から人間と関わりのあるキツネ娘をヒロインにしようと決まっていましたw)
この3本柱のキッカケはもちろん『キャラクター』から入ってもいいし『世界観』から入ってもいい。
『ツインテールでツンデレペッタン妹』(キャラクター)とにゃんにゃんしたい~~から発想してもいいし、『近未来的な背の高い建物があって月まで繋がっている大きなエレベータのある町』(世界観)から発想していってもいい。
ちなみにこの3本柱のお話はウチのマンガ部で初めてマンガを描く人向けに先生が講習したお話だったりしますw
この方法は確かにわかりやすいです。
「キャラクターを作ったけれどどうマンガにすればいいかわからない」
「こういうお話を作りたいけど漠然としていてどうすればいいかわからない。」
「もっといいアイデアがでるんじゃないか?」
といった時にこの3本柱を織り交ぜてやるとそれなりに骨組みができる。
これの他にもう一つコツがあるとすると、なるべくマンガの劇中の『シーン』(イメージ)で描くこと。
所謂、『一枚絵』ってやつです。
プロットで文字で考えるものいいですが、マンガは最終的には絵なので描きたいシーンや浮かんだイメージをバンバン出していきましょう。
こういう説明するような文を中々書かないので至らない点もあると思いますがこれでひとまず終わらせてもらおうと思います。
ではでは!
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